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金ローで実写シンデレラがあったので過去記事の再掲↓
今みてもやっぱりトレメイン夫人がSUKI


ディズニー実写映画「シンデレラ」について書きたいので書く

■まずエラの心の清らかさがあまりにも美しい
もう…本当に恨み言のひとつも言わず 美しいにもほどがある…
常人なら確実に二人の姉を刺し牢獄エンドです

■だからこそトレメイン夫人に同情してしまう
この映画は本当に映像が素晴らしくて 馬を駆るシーンも魔法のシーンも綺麗すぎるドレスも王宮のシーンも可愛らしい個性豊かな動物たちもニヒルで素敵な大佐も王宮から帰るシーンも全部ため息出るほど美しいし感動的なんですが 最も印象に残ったのはどこかと言われると私は当時も今も
終盤 夫人が義理娘に自身の「物語」を語るシーンと答える
「あなたがわたしにひどい事をする理由がどうしても分からない」と 夫人に対しどこまでも清らかに問いかけるエラ
それに対し「それは貴女が若くて清らかで美しいから」と吐露する夫人
この場面 もう本ッッッ当に胸が締め付けられる
夫人にもかつては美しく清らかな娘時代があったんだ
それが「愛する人と結ばれてめでたしめでたし」で終わらなかったばかりに…ウウッ
夫に先立たれ 後に残ったのは可愛くも賢くもなく性格の悪い娘×2
母である夫人は 不肖の娘達だけど亡き良人の分まで立派に育てなければ 幸せになれるよう自分が導かなければと必死に努力し強かに生きようとする
しかし現実は非情でまるでうまくいかない
長年そうして足掻いてきた人生の中で 彗星の如く光り輝く無垢な義理娘が目の前で発光し続けていればそりゃあ歪みもしますよ…と同情を禁じ得ない
強すぎる光はまた濃い影も生んでしまうのだ…
だから私は夫人の告白を 「あなたを許します」と最後まで清廉さを貫いたまま去ってゆく義理娘の背中を見て膝を折ってしまう彼女のお姿を 何度見ても号泣する
清らかには生きられなくても どうか平穏な人生を…と願わずにはいられない
夫人の未来に幸多からん事を…涙
……という話を姉(ディズニー大好き / 三児の母)にすると
「だからってエラに意地悪していい理由にはならない」「元から性格悪いから娘二人もああなったんだ」とか酷い事を言う
全く姉は同業者(主婦)に厳しいんだから…やれやれだぜ
(おわり)
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